ブログ

Haiku

中学3年生の英語の教科書に、皆さんもよく知っている俳句が英訳で出てきます。

The old pond
A frog jumps in
The sound of water

古池や 蛙飛び込む 水の音

Late autumn
What is my neighbor doing
I wonder

秋深し 隣は何を する人ぞ

教科書には、俳句と英語の詩の違いについて書かれています。
第一に、俳句は文の形式では書かれていない。ほんのすこしの語を使うだけ。(五音節、七音節、五音節)
第二に、必ず季語を含む必要がある。

それに対して、英語詩はリズムがとても大切で、行どうしで韻を踏む必要がある。

などと説明があります。最近では海外でも、英語俳句が人気があるらしく、ウェブサイトが沢山あるそうです。楽しい英語学習法になるかもしれませんよ!皆んなも作ってみましょうという内容です。

私も英語で俳句を作ってみましたが、俳句は指を折りながら、5、7、5で考える日本語のイメージが強すぎて頭が混乱してしまいます🙁🙃

では、有名な英訳俳句をもう一句

If you eat a persimmon ,
the bell rings
in Horyu-ji Temple

I bite a persimmpn
Heard the gong
Horyu-ji Temple

柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺

(正岡子規)

上のどちらも柿食えば、、、の英訳ですが、微妙にニュアンスが違います。私は下の英訳の方が、柿を食べていたら鐘が聞こえてきたなぁ〜という感じがして好きです。
英語で俳句を書くのは少し難しいですが、こうして比較してみると、ちょっと面白いなぁ〜🤔🙄と思う英子です。

追伸
最後の英訳は、
日英京都関連文章対訳コーパスより

ページトップへ戻る